【2年生】七夕の節句 - 日本菓子専門学校

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【2年生】七夕の節句

【2年生】七夕の節句

みなさんこんにちは。
今年の七夕は令和7年7月7日、「7」並び・・・なんだか特別感のある節句になりましたね。
(ちなみに私、7年7月7日7時7分に「いぇ~い!」と自宅で謎のテンション上がってました!(^^)!)
そんな七夕にちなんだ授業をご紹介します。

まずは外部講師による実習授業です。

講師:菓匠 佐野老舗 佐野 克年 先生
この時期にいつもお願いしている「七夕の茶席菓子」、他2品を作っていただきました。

≪製品紹介≫

【ブッセ】
表面についているフロストシュガーの甘みがアクセント。
口溶けの良い生地にブルーベリー餡をサンドして仕上げたオーブン焼き菓子です。

【秋向けの創作蒸し物】
本物の焼き芋と間違えてしまうほどの見た目と味。
もちろん中餡はさつまいも餡、蒸した芋を潰して白餡と合わせます。

【七夕の茶席菓子~重ね星~】
薯蕷生地を星形に抜いて蒸し上げ、餡をサンドして仕上げます。
生地の表面がキラキラしていて、とても可愛らしいお菓子です。

※実習の様子

そして、ここからはゼミナール授業「茶道」のご紹介。
和菓子科ではゼミナール授業として年間8回の茶道授業を行っています。
下北沢にある先生の茶室でお茶の点て方から運び方、飲み方などを教えていただきます。
また、時候の挨拶、茶室の歩き方など礼儀作法も一緒に学びます。
お菓子は毎回学生たちが実習授業で作ったものを使用しています。
今回のお菓子は佐野先生の授業で作った「重ね星」です。

講師:茶道小笠原流 副家元 小笠原 宗佳 先生
学生たちに優しく楽しく、茶道をいろいろな角度から教えてくださいます。
半東役の学生ですが、慣れない正座と言葉遣いに苦戦しているようです。

茶道4回目の授業・・・
少しずつ慣れてきている様子の学生、講師の他に社中(お弟子さん)も指導してくれます。
みなさん、日本菓子専門学校の卒業生です。

こちらは、「立礼」と言って椅子に座ってお点前をします。
ここで教えてくださっている先生も卒業生、学生たちの先輩になります。
みなさんお菓子屋さんで働きながらお稽古に通っています。
茶道の他に就職相談にも乗ってくださるので、学生たちの強い味方です!

最後に、今回の茶室は七夕仕様です。

いつもはお花が活けてあるのですが、今回は床の間に笹を飾っていただきました。
授業前に学生たちひとりひとりが筆で短冊に願いを書いて飾っていました。
みんなの願いが叶いますように・・・