みなさん、こんにちは。
2年生になると外部講師による実習授業が始まります。
業界で活躍されている講師の方々をお招きして、直接指導をしていただきます。
学生たちは楽しみにしている反面、緊張している様子・・・
では、講師の先生のご紹介と授業の様子を少しですがご覧ください。

「(有)杉山本店」 社長 杦山 勝 先生
外部講師の授業に緊張している学生たちを巧みな話術(?)でリラックスさせてくれる杦山先生。
餡練りの理論、創作菓子の考え方など、先生の技術やお話はこれから菓子業界に進む学生たちにとってとても有意義なものとなっています。
レモン餡を使用した、オーブン焼き菓子の実習風景です。

今日の包餡はヘラ包み、いつもより軟らかめの餡を竹ベラを使って包んでいきます。
いつもは餡玉を作って包餡していますが、2年生になるとより実践に近いヘラ包みをする授業が増えていきます。

2人班(基本3人班)のテーブルに先生がお手伝いに来てくれました。
学生が1個包んでいる間に先生は2~3個包んでしまいます。
あまりの速さに焦った学生・・・上手になるには練習ですね。

最後に形を整えて焼成です!焼き上がりが楽しみです♪

【レモン風味】
レモン果汁を練り込んだ甘酸っぱい中餡、暑い夏でもさっぱりと食べられるお菓子です。

【黄味時雨】
黄味の風味が良く、餡を主材料とした口溶けの良いお菓子です。

【焼きんつば】
古くからあるお菓子きんつば、小豆の食感と薄くかかった小麦粉生地の食感を楽しめるお菓子です。
最後に練切のデモンストレーションを見せていただきました。

【上生菓子練切12か月】
季節を感じられる色と繊細なデザイン。
目の前で次々と仕上げられていく練切に学生の目は釘付けです。
上生菓子は人気のお菓子で作るのが好きな学生も多いのですが、先生の仕事の速さと技術の正確さを目の当たりにして、もっと上手になりたいという気持ちが出てきたのではないでしょうか?
1年生の時に基礎技術を学び、2年生でさらに技術を向上させていきます。
これから外部講師の授業も増え、学校生活もさらに充実していくと思います。
学校内だけでなく外部の先生方の技術と知識、そしてお菓子の考え方をしっかり吸収して将来に役立ててほしいです!(^^)!
izu