少し時を戻して、去年の最後の授業のブログです。
日本のクリスマスケーキのド定番は「苺のショートケーキ🍰」ですね。
かたやフランスでは、ショートケーキはありません。パティスリーのショーケースには大小さまざまな「薪」が並びます。プチガトーサイズのちっちゃい薪もあります。
この薪がフランスでのクリスマスケーキ「ビュッシュ・ド・ノエル」です。フランス語でノエルが「クリスマス」、ビュッシュは「薪(丸太)」で「クリスマスの薪」ということになります。
ブッシュ、ビュッシュ…いろいろな表記がありますが、今回はビュッシュ・ド・ノエルですすめていきます。
薪とは言いながら、フランスでも日本でも今では色も形も様々なものが店頭に並びます。

今回は1年生の授業なので、基本的でシンプルなロールケーキをベースにしたもので作ります。
まずはココア風味のロール生地を作ります。今までの授業では手立てが多かったですが、今回は卓上ミキサーを使用して泡立てていきます。

ココアパウダーは、あらかじめ薄力粉とあわせてふるっておきます。

ココアパウダーの入る生地はダマになりやすく泡も消えやすいので、手早く、そして慎重にあわせていきます。




焼きあがった生地にチョコレートクリームをナッペして巻いていきます。


土台となる部分は厚めに焼いたサブレ生地です。



各個人によって形や模様が違いますね。

ロールケーキの周りにもチョコレートクリームをナッペしていきます。ここからは各個人の作業になっていきます。




ナッペが終わり、切り株の模様を絞り、表面をフォークで木の表面のように模様をつけ、緑のバタークリームでツタと葉っぱを絞り、メレンゲのキノコ、自分でパイピングしたプレートを飾り付けます。






まだまだパイピングの技術は未熟ですが、これからまた練習して2年生になって作るビュッシュ・ド・ノエルが楽しみですね。

こちらは先生が作った製品です。


今回はブッシュ・ド・ノエルの他に「マローネン・クーヘン」という栗の焼き菓子も作りました。栗がたっぷり入った生地の上にシュトロイゼル(クランブル)を敷き詰めて焼き上げたお菓子です。

このように焼き上がりました。

今回、この2製品を作って学生たちは冬休みに入っていきました。
マローネン・クーヘン【独:Maronen Kuchen】


ビュッシュ・ド・ノエル【仏:Bûche de Noël】


和菓子科に進む学生はクリスマスの洋菓子はこれが最後。洋菓子科に進む学生は来年は違う内容のビュッシュ・ド・ノエルを作ります。
洋菓子科に進む学生は、ナッペや絞りの他にパイピング練習も行っていきます。
和菓子も洋菓子も練習の積み上げが力になっていきます。これからも朝練・夕練を頑張っていきましょう!
toru
