くじらと海と。 - 日本菓子専門学校

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くじらと海と。

くじらと海と。

こんにちは!

段々気温が上がってきて、夏の気配が近づいてきましたね!
お菓子屋さんは父の日を過ぎ、ひと段落する頃だと思います。
私たち細工をする人にとってはあまり良い季節ではなく、夏は暑く湿度も高いので環境は悪くなる一方です…
欧州は雨は比較的少なめで、湿度も高くないので細工はとてもしやすい環境なのです。

本格的に気温と湿度が上がる前に、今回はチョコレート細工と飴細工の様子をお届けします!
ハイテクの授業として行う今回の細工は、二人一班で制作していきます。

まずはチョコレート細工。おなじみ平岡先生によるくじらのピエスモンテを作っていきます!

まずはくじらの骨を作ります。おおまかな形を既存の型を使ってかたどり、粘土状のチョコレートで肉付けをしていきます。

とてもニコニコしながら作っていますね♪

慣れた手つきで、土台となるパーツを組んでいきます。

肉付けが終わり、腹の模様をつけ、ヒレをつけていきます。

液体状の色素を吹き付け、色をつけて完成です!!

組み上げた土台にくじらを乗せていきます。かなりの重量があるので、バランスが良い場所に接着をしなければ壊れてしまう可能性がとても高いです。
重心を確認しながら乗せて…

無事、全員完成しました!
くじらの迫力がしっかりと伝わるピエスモンテが出来ました!

続いては飴細工。わたくし池永が担当させていただきました。
平岡先生の次だったので、海つながりでテーマを考え、浅瀬イメージでピエスモンテを制作しました!

骨や葉っぱ、花のパーツをどんどん作っていきます。
この日は雨で、湿度が上がってしまいなかなか思うように作業が進みませんでした。
それでも必要なパーツを必要な量、しっかりと作ることが出来ました!短期間で素晴らしい成長ですね!

上手に引けたようです!が、ピントが…!!

二日目の午後から組み立てていきます。
前回よりサイズが大きくなり、接点が少ない組み立てなのでより慎重に組み立てなければなりません。

苦戦しながらも、全員完成しました!

夏にふさわしい、涼しげなピエスモンテが出来ました♪
第11実習室に飾ってありますので、在校生のみなさんは是非見に来てくださいね♪
また、6月のオープンキャンパス中は展示してありますので、その際にもご覧になれます!

それではまた次回!

イルカ