皆さん、こんにちは!
製パン科の久住です。
製パン技術学科の27期生は、春夏秋冬と、パンやお菓子についてしっかり学んできました。
パン屋さんは、1日で何十何百とパンを作っていきます。
その中で、時間内に、いかに美味しいパンを沢山作って、お客様に買っていただくか。
それを就職したら、常に考えていかなければなりません。
なので、製パン科では1日通して5~6種類の生地を作り、時間内に焼き上げる、
「タイムスケジュール実習」を年に2回行なっています。
それではご紹介します。

各テーブル(6~7人グループ)で、自分達の立てたスケジュールを見て、進めて行きます。
まずは計量。
手分けして、間違いの無いように量り、生地を仕込みます。
声を掛け合い、コミュニケーションを取ることで、全体の作業も早く、ミスも少なくなります。
職場でも同じ感じなので、練習にもなりますね。

こちらは、フランスパンが捏ね上がったところですね。
いつもは、担当教員が生地の出来具合を見ますが、
今日は、自分たちで判断します。
美味しいパンになるかは、ここから自分たち次第!

クリームパンのカスタード作りですね。
生地の発酵中に炊いているみたいです。
前期の頃は失敗も多かったカスタードですが、
今では経験も積み、コツを掴み、
美味しいクリームが、出来るようになりましたね。

分割、ベンチタイム、そして成形です。
覚えてきた知識や、授業での経験を活かし、
1つ1つ丁寧に作っていきます。



クリームパンの窯入れ、
バタールの窯出し、
角食パンの窯出し…
全てが同時進行で進み、各グループ、焼き上げもクライマックス!
それぞれの工程がスムーズに、歯車が合わなければ、
お店に出せるような、綺麗な美味しいパンは焼き上がりません。。
結果は…!?
バタール、クリームパン、カイザーゼンメル、バターロール、角食パン。
みんな時間内に焼き上げました!!
また、この授業を通して、利益や経営に関することも学びます。
そして、それぞれ課題を考え、もう一度あるタイムスケジュールに備えます。
しかし、前期とは比べられないほど、技術も上がってるのが分かりますね。
残り少ない学校生活ですが、実りある時間が過ごせることを、一教員として祈っています。
以上、製パン科の久住でした。
読んでいただき、有難うございました。