皆さんこんにちは
製パン科担当の 千葉です。
たまにはパンのお話から入ります。食パンは1斤2斤と数えますよね。「斤」というのは、古代中国の時代から使われている重量の単位ですが、日本ではパンを含む輸入品に対しては英斤(えいきん)120匁(450g)という単位が使われていて、そのうち「英斤」の「英」が省略されて「斤」となったそうです。現在では驚く事に「斤」は、食パンの単位としてのみ使われています。すごい事ですよね。では1斤とは何グラム?というと340グラム以上となっています。なのでパン屋さんによって重さや形はバラバラです。単位で「~以上」っていうのも珍しいですよね。
それでは本日も製パン科の授業風景をお届けいたします。
本日は卒業生が来てくれました。
製パン科10期卒で現在は千葉県で
「ブーランジェリーピエス」のオーナーシェフをされている吉澤シェフです。

写真から伝わる通り物腰の柔らかい人柄です。

しかし作るものは大迫力。
イタリアのフォカッチャです。

切り分けて販売します。

そして多加水パンの「濡らしパン」
みんな大好き外はカリカリ、中はもっちりです。

ライ麦全粒粉とカレンツたっぷりの「パン ド カレンツ」
周りのケシの実が香ばしさを増してます。

パンのおいしさはもちろん
どんな時も笑顔で楽しそうにパンを作る吉澤シェフに、
学生達もとても楽しそうに授業を受けていました。
それでは本日はこの辺で失礼します。
製パン科担当 千葉でした。