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刷り込み

今日は「刷り込み」という和菓子の技法の授業。

まずはデザイン決め。





「刷り込み」には
和紙に柿の渋を塗った「渋紙」という紙を使います。

渋紙は薄い紙なのですが耐水性抜群。

カッターでの切れ味も最高です。

デザインが決まったらさっそく切っていきます。






切り終えたら餡グラス(練切を卵白で伸ばしたもの)を
刷り込んでいきます。

綺麗ですね!


出来上がりがこちら。

       「丑・鼓」


      「戌・海老」


       「鶴・辰」


       「鶴・寅」


       「亀・亥」

品評会では上生菓子に刷り込んだり

お店では羊羹に刷り込んだり

様々なところで使われている刷り込み。


和菓子にはまだまだ技法がいっぱいあります。

なかなかすぐには出来ないかもしれませんが、

そこも和菓子の魅力の1つなのでは。

次回の授業もお楽しみに。

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