和菓子の仕事

活躍する卒業生たち

お菓子には楽しさが在ります。

天明饅頭.JPG
日本菓子専門学校を1970年(製菓技術学科10期)に卒業した北川和喜さんが営む
お菓子処 北川天明堂(熊本県熊本市)をご紹介します。

天明年間(1781~1789)に米飴業で創業以来、明治・大正・昭和・平成・令和と時代のニーズに合った商品を展開する北川天明堂。主に県内の素材を使用しながら和洋菓子の店として今に至っています。
 
当店の代表銘菓である天明饅頭は風味豊かな黄身餡、外は微粒のザラメをつけ焼き上げたホロっと食感のお饅頭です。そして人気商品でもある地元酒造とのコラボ商品『酒カステラ』は地元の方から著名人まで幅広く愛される商品です。


学校時代のクラスメイトとは今も繋がりがあり、経営や技術面でも何かあったら連絡を取り合うような関係が続いているとのこと。
 
近年続く大災害で身も心も落ち込む中に、お菓子を一口食べることで癒しや笑顔のお役に立つ喜びを感じ、それが今のやりがいですと語られておりました。
 
<製菓・製パン業界を志す皆様へメッセージ>
私のモットーは「楽在菓中」です。お菓子には楽しさが在ります。提供する側も楽しくお菓子作りができるようにしたいものです。

<HP>
https://www.kitagawa-tenmeido.com/

<住所>
 
合名会社 北川天明堂 北川和喜
製菓技術学科 10期生