ブーランジェリー・製パンの仕事

活躍する卒業生たち

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日本菓子専門学校を卒業し、2014年に地元熊本で「ベッカライグリュック」を創業。現在8年目を迎える喜納智子さんにお話しを聞いてまいりました。
 
『家族で楽しめるパン屋さん』をコンセプトに赤ちゃんからおじいちゃん、おばあちゃんまで幅広い層に愛されるお店作り、商品づくりを目指しています。

その中でもドイツパンやハード系の食事パンをもっと身近に感じてもらいたい、おいしさを知ってほしいという気持ちがありお店のパンはハード系がメイン。
 
売れ筋はチョコやナッツを混ぜ込んだカンパーニュ、雑穀をたっぷり練りこんだ食パン、メロンパンが人気です。
 
使用する素材、粉は店主がいいと思ったものを、フルーツや野菜などは地元でとれた新鮮なものを使用。

やりがいについて、
「8年目に入りお客様との距離が近くなって、私のことを娘のように、友達のように、お店に来ると沢山お話ししてくれることが嬉しいです。また一度来ていただいたお客様が二回目ご来店されたとき、パンをほめていただけるのはもちろん、スタッフの事をほめて頂いたとき、やりがいを感じます。」
と話す喜納さん。
 
日本菓子専門学校で学んで良かったことについて聞くと
「数年前から親子パン教室を始めており、専門学校での初めての授業は手ごねのパン作りだったので、その時先生に言われて分かりやすかったことや印象に残っていることを言うようにしています。
また新商品で悩んだ時などは、レシピを見返して授業を思い出しています。」とのことです。
 
喜納さん、ありがとうございました。
 
<製菓・製パン業界を志す皆様へメッセージ>
パンを作ることが好きだったお陰で今お店を持ち、たくさんの笑顔を作ることができていると感じます。パン屋さんは体力的にキツくても喜びが何倍にもなって帰ってくる最高の職業だと思いますので、好きな気持ちを大事に突っ走っていってほしいと思います。


 
ベッカライグリュック 喜納智子
製パン技術学科 10期生