活躍する卒業生たち

沢山の人に笑顔を届けられる職人、もしくは経営者になれるように

日本菓子専門学校を2000年（製菓技術学科40期）に卒業した小嶋隆さんが営む和菓子司三吉野（神奈川県大和市）をご紹介します。

「お客様も従業員もとにかく美味しく楽しく」をコンセプトに日々営業に勤しむ『菓子司三吉野』

餅菓子が中心の商品設定ですが、ジャンルや形にとらわれずお客様に喜んでいただける商品づくりを心掛けているようでお菓子だけではなく巻き寿司やおにぎりなども販売を行っております。

製造と販売を一緒に行うお店なので自分の作ったお菓子がお客様にどれだけ喜んでいただけるかまた、商品が売れているかがすぐに分かるところがとても面白いと語る小嶋さん。
また素材や包材もこだわり抜いて値段もしっかり設定したのに全然売れなかったり、
逆になんでこの商品がこんなに売れるのー？ということもあり、本当に毎日勉強であり答え合わせを行いながら目標と目的に向かって働くのがやりがいだといいます。

このご時世、インターネットやSNS等で色々なお菓子の作り方や配合など簡単に調べられますが、学校では基本手順はもちろん、経験豊富な先生方が色々な目線や考えで教えてくれたことがとても勉強になりそれが今でも活きているようです。
当時は失敗が多かったようなのですがそのたびに原因の追求や一つ一つの工程の意味を親身に教えてくれ、それをどう活用し製品にまでできるかというところもまで教えてもらえたのが印象に残っているようです。

「卒業から20年以上たった今でも親身に相談に乗っていただける先生方や学生時代ともに過ごした菓友とも未だに意見交換をし、わからないことやお店の状況などを教えてもらっていて本当にありがたい関係を作れました」としみじみと感じられておりました。

↑奥様も卒業生で同期の紋子さん。
夫婦で力を合わせて営業されています。

＜製菓・製パン業界を志す皆様へメッセージ＞
夢や希望、いろいろな可能性のある業界ではありますが厳しい現実も多くある世界です。
「好きを仕事に」はとても良いフレーズだと思いますので、ぜひこの世界で夢中になっていただき沢山の人に笑顔を届けられる職人、もしくは経営者になれるよう頑張りましょう♪

【HP】
https://www.wagashi-miyoshino.com/

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