パティシエ・洋菓子の仕事

活躍する卒業生たち

しっかりした考えがあればどこでもやっていける。
ベルギーでの修行時代に確信しました

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日本菓子専門学校に入学したのは、漁師だけど菓子づくりが好きだった祖父の影響もあったと思います。

学生時代からフランスに行ってみたいという思いがあって、短期留学に応募しました。
学校を卒業してすぐに経験のない状態から3カ月間、姉妹校のイサンジョー校でも学ばせていただきました。
学校が留学をサポートしてくれるのはすごくありがたいことで、チャンスがあれば絶対行ったほうがよいです。

フランスから帰国し、まず東京で就職。それからいくつかのお店で働いて、今度はベルギーへ。
ベルギーではシェフパティシエになりましたが、きちんと技を見せないとシェフとして尊敬されないから大変でしたし、いろいろな国の人がいて文化の違いがわかるのが面白かったですね。
5年間修業して視野が広がり、自分の気持ちと考えがあれば、場所は関係ない、どこでもやっていけるという考えになりました。
そうして地元の町で店を開くことになり、お陰様でオープン当初からたくさんのお客様に来ていただくことができました。これからは、菓子教室やカフェなどもやっていきたいと考えています。
 
ラ・パティスリー・ベルジュ 〒296-0001
千葉県鴨川市横渚138-1
04-7093-1145
http://www.belge.co.jp/
ベルギー帰りのパティシエがつくる本格ケーキやチョコレート
数々の国際コンクール受賞歴を誇るシェフが、2014年に鴨川にオープンしたパティスリー。古典的なベルギー菓子や本格的なチョコレートなどから、親しみやすいプリンやロールケーキまで、幅広い商品が並ぶ。店舗は開放感のある造りで、ベルギーの遊園地をイメージしたオブジェが出迎える。
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ラ・パティスリー・ベルジュ 鈴木 貴信
製菓技術学科 洋菓子科 36期生