ブーランジェリー・製パンの仕事

活躍する卒業生たち

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日本菓子専門学校を卒業し、現在は自分のお店「大正屋Boulangerie」を営む岩井さんにお話しを聞いてまいりました。

お店のコンセプトは「子供からお年寄りまでどの世代の方が来ても買いたいパンがあるお店」
一つに特化するのではなく、まんべんなく厳選して商品の種類を決めています。
店舗のデザインも落ち着きのある店内に、アンティークな照明や家具を組み合わせて時間を忘れられる様な空間を目指しています。

お店の売れ筋商品は主に3つ
1 大正屋のカレーパン
2 クロワッサン
3 大正屋食パン

素材は国産小麦とカナダ・アメリカ産の小麦をパンによって使い分けており
また出来るだけ良い材料を使いお客様に提供したいので、国産バター、ブランド卵、精肉店で仕入るコロッケなどを使い美味しくなる努力を続けられているようです。

製法については低温長時間発酵をメインに、パンに合わせて使い分けており、
ルヴァンリキッド、ホシノ天然酵母種なども使用して商品の質の差別化をしています。

お仕事のやりがいについて聞くと、
朝早くから製造スタッフと力を合わせて沢山のパンを作り、そのパンを販売スタッフに真心込めて売ってもらい、それが全て完売できた時が物凄く達成感とやりがいを感じます。と語る岩井さん。

学校で学んで活きたことは素晴らしい先生方はもちろん、業界を代表する外部講師の方々に教わる事ができたこと。
その瞬間を大事にして勉強して下さい、働き始めてからこんな事を言っていたやっていたなど、道しるべになってくれるでしょう。と在校生へのアドバイスもいただきました。

<製菓・製パン業界を志す皆様へメッセージ>
パン屋さんはパンが好きな人しか生き残っていけません。
その好きと言う気持ちを忘れなければきっと大丈夫です。
いつか、私のお店にも社員として働いてくれる日を楽しみにしています。
 
大正屋Boulangerie 岩井 駿
製パン技術学科 12期生