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世界のお菓子シリーズ ~ドイツ編~

パティシエ技術学科では、
パイ週間に続いて、世界の伝統的なお菓子を勉強していきますよ~

ヨーロッパを旅する気分でお付き合い下さい。

今日は、”ドイツ”編。
Frankfurter-Kranz (フランクフルタ-クランツ)を作ります!


菓子名からも分かるように、このお菓子は西ドイツのフランクフルトで生まれました。
フランクフルトの大聖堂では、古くから王や帝王の戴冠式が多く行われていたため、王冠を
形取ったお菓子が生まれたと言われています。





王冠の様なリング状の型で、スポンジを焼いたら、
ラム酒の効いたバタークリームとラズベリージャムで
サンドしていきます。









いつものナッペと違って、穴が空いているので、
中心にもクリームを塗っていきます。

普段のナッペは、角を立ち上げるのに苦戦しておりますが、
今日は、角が無く全体的に丸みがある・・・
逆に難しい!とみんなの声。



周りに、キャラメルがけしたアーモンドを貼り付けて・・・



完成!



香ばしいアーモンドの食感と、ラム酒の効いたバタークリームが
とてもマッチ!!
甘酸っぱいラズベリージャムも、良い仕事してます!!

甘みと酸味の絶妙なバランスが、ドイツ菓子本来の特徴とも言えます。

そして、そのお菓子が生まれた土地の名前が付けられたお菓子が多いのも
特徴の一つとなってます。

と、こんな感じで、これからも世界のお菓子を学んでいきましょう♪

ただお菓子を作るだけでなく、
その国々の歴史的背景や、文化、習慣等を知ることで、もっと奥深く
味わうことが出来ますよね。

せっかくなら、現地で本物を食べたい!
ドイツ行きたい!
と思った実習でした。

YAMA





 

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