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学園祭 ~五ッ盛コンテスト~


久々の更新です。(サボっていたわけではありませんよ。汗)


夏の暑さも去ることながら、
秋の風も気づけば冬の訪れを感じる今日この頃になりましたね。


さて、11月と言えば、本校の一大イベント「日菓祭」。

今年は台風の影響で残念ながら中止となりましたが、

校内コンテストは予定通り行われました。



和菓子科のテーマは、五ツ盛「春・夏・秋・冬」

各自が選んだ季節を「5つの色」「5つの味」「5つの形」でお菓子の折を構成し、仕上げていきます。

今日はその様子を覗いてみましょう。





こちらは島仲くん。
練っているのは、甘いお餅「雪平(せっぺい)」でしょうか。
お餅は按配を取るのが難しいですし、雪平の特徴である「白さ」を出すのも技術がいります。
頑張って練ってくださいね!





こちらは山口(紫)さん。
作っているのは、薯蕷饅頭ですね。

山芋を使った白くキメの細かいお饅頭。こちらも難しい製品ですが
2年生の皆さんにはお手の物ですね。(?)
綺麗に蒸しあがる事を期待しています!






こちらでは姚くんが「羊羹」を流していますね。




そして固めた羊羹を綺麗にカットしています。
どのような製品が出来るか楽しみですね!





こちらは陳さん。
練切がとても綺麗ですね!
順調に仕上がっている様で一安心。





川村くんも練切の仕上げに入っていますね。
「桜」でしょうか?綺麗ですね~
最後まで気を抜かずに!





鈴木さんも最後の仕上げ中。。
集中していますね~
色がとても可愛いです!





大河内くんも練切の仕上げ中。
真剣です。。




大野さんは道具の使い方に悪戦苦闘中(?)
落ち着いて頑張ってください!





清水くんは焼印の仕上げでしょうか。
焼印は一発勝負、、、緊張して手が震えないようにね!





さて、作業をしてる風景はこの辺にして

ここからは学生が仕上げた作品の一部をご紹介。




「牡丹」 作・王さん
花びらの感じも色合いもすごく綺麗ですね~
つい見とれてしまいます。





「みかん」 作・王さん

またまた王さん。みかんも可愛く出来てますね!
中から見えているのも本物みたい!





「鯉」 作・楊くん

これまた芸が細かいですね~
手先の器用さが伺えます。





「夏空」 作・新垣さん

カモメと入道雲がよく出来ていますね!
薄い青色もまさに「夏空」
思い出や風景が脳裏に浮かぶような作品ですね。




それではここからは賞に入った作品をご紹介。


今年はだいぶ票が割れたようですが、厳選なる審査の結果、4作品を選出。

賞に入るのが全てではありませんが、一生懸命作って、「ついてきた結果」というのも大切です。

入賞した皆さんおめでとうございます。





最優秀賞・「秋」 大河内くん







優秀賞・「里の秋」 田邊さん







技術賞・「春」 川村くん







技術賞・「秋」  ハンヒランさん







大衆賞・「半夏生」 楊くん

※大衆賞:学生全員の投票において一番多く選ばれた作品に贈られる賞





ここに載せれなかった作品も良いものばかりでしたし

お饅頭も包めなかった皆さんの成長と2年間の集大成を感じた1日でした。よく頑張りましたね。


コンテストで作るような作品は、お店売りには直結しなくても

作り方、配合、按配、成形、、、などなどすべてにおいて出来なければならないゆえ

作ってみて気づく事、勉強になる事も沢山あります。


右往左往しながらも

四苦八苦しながらも

不安と緊張と戦いながら初めて作った五ツ盛は、

これから先も忘れる事のない良い思い出になると思います。

本当にお疲れ様でした。

そして入賞した皆さんおめでとうございます。

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