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パフェとサンデーの違いって知ってる?


洋菓子店やファミリーレストランなどで見かけるデザート「パフェ」と「サンデー」。それぞれ見た目はあまり変わりがありませんが、どのようなちがいがあるのでしょうか?
今回は、パフェとサンデーの違いについてご紹介します。

パフェとは
パフェとはフランス語の「パルフェ(parfait)」を英語読みしたことが由来しています。フランスで親しまれていたアイスクリームや果物、ソースなどをお皿に盛り付けた氷菓が発祥と言われています。
フランスで生まれたパフェは、日本で見るパフェとは見た目が異なります。日本にパフェが伝わったのは明治時代と言われていて、伝来した当時はフランスの「パルフェ」と同じ様相だったようです。その後、日本独自の進化を経て、細長い容器にアイスやフルーツを盛り付けた形となりました。
日本のパフェは、フランス料理の「ヴェリーヌ」という調理法を取り入れています。ヴェリーヌとは、料理を透明な容器に食材を重ねて層を作り、視覚と味覚に変化をつける調理法です。

サンデーとは
サンデーとはアメリカで誕生したデザートです。小さな容器にアイスクリームやフルーツ、ナッツ、チョコレートをトッピングしたものが発祥と言われています。材料は見た通り、パフェとあまり変わりはありません。
1892年ニューヨーク州のイサカで、アイスクリームにチェリーソースやチェリーのシロップ漬けを乗せたものを「チェリーサンデー」と名付けた記録が残されています。また、毎週日曜日に販売していたことから「サンデー」という名称がつけられたという諸説もあるようです。
パフェとは違い、サンデーの伝来した経緯や日本での進化などははっきりとしていません。

日本でのパフェとサンデーのちがい
どちらも材料が同じであるパフェとサンデー。日本でも気軽に食べることができますが、日本ではこの2つにどのような違いがあるのでしょうか 。
実は日本では、パフェとサンデーの違いやその境目はありません。お店で「パフェ」「サンデー」と名称して出されているものは、お店の判断で販売されているのです。
一般的に、長細い容器に入れたものがパフェ、小さい容器に入っているものがサンデーと分けているお店が多いようです。しかし、中には小さい容器の方をパフェと名付けているお店もあるため、容器の差だけでは判断できません。チェーン店のファミリーレストランで提供されているものも、そのお店によって異なります。 

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