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バタール

みなさんこんにちは。
製パン科担当千葉です。
製パン科22期生が入学してもう?まだ?2ヶ月経ちました。
いろいろな授業を通してもうすっかり慣れてきました。いや慣れすぎてきました・・。が
このタイミングでいよいよ就職活動にはいります。ここで一回気を引き締め直します。
ほとんどの学生が初めての就活になりますので、まだ始まっていないのに
もう不安で相談に来る学生もいます。
基本私達職員からは「ここで働きなさい」とは絶対言いません。
これから時間の許す限りじっくり、本人、保護者、就職担当職員で
相談し、自分で答えを出して納得のいく結果になるように尽力していきます。
そこで1つみんなにお願いしている事があります。
「カップラーメンにお湯を入れた直後の相談は控えてくれると有り難いです。」
では本日も製パン科の授業風景をお届け致します
本日は
日仏商事(株)から西田講師に来ていただきました


まずは生地の確認から。
熟練した職人さんでも未だ
フランスパンは納得するものが
焼けないという難易度の高さです。


西田講師の手元は理論に基づいた無駄の無い成形をしています。
学生も食い入るように見ています。


「見ていると簡単そうなんだけど・・・」
そうです。それが技術というものです。


「先生お手本お願いします。」
「どれどれ」
とてもやさしく隣で教えてくれます。
これはパン業界のだれもがうらやましがる光景です。
学生達にとっては、まだこの西田講師が何者かわかっていません。


バタールにクープ(切れ目)を入れていきます。
クープは火通りやボリューム、見た目に影響します。


何度も同じ質問に嫌な顔をせず丁寧に答えてくれます。
「優しい先生だなー」
まだ学生達は西田講師が何者なのかわかっていません。


本日の製品が焼き上がりました。
すべてバタールです。
しかしただのバタールではありません。それを知っているのはこの教室で
西田先生と一緒に授業していただいた和田先生(日仏商事(株))と私だけです。



本日の講師は日本で「おいしいフランスパンを作りたい」という熱い想いのもとに1969年に設立された日仏商事(株)から西田講師と和田講師に来ていただきました。
西田講師には今回と後期に1回来ていただき、常に新しい事やパン業界の今にあった授業をしてくれます。
とても丁寧に教えてくれるので学生から大人気です。
しかしまだ学生達は西田講師が何者か知りません。
業界に就職して正体がわかってびっくりすると思います。
卒業生達はみんなびっくりしていますww。
そんな方達がこれから外部講師としてたくさん来て授業してくれます。
とても楽しみですね(過去のブログに大体のせているのですけど・・)
授業中のメモが将来とんでもない参考書になりますよ。
それでは本日はこの辺で失礼致します。
製パン科担当千葉でした。

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