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パティシエの本場!フランスのパティシエ事情


パティシエの本場フランス。
スイーツが日常的に食べられるフランスの人々にとって、パティシエとはどのような存在なのでしょうか。

フランスのパティシエの価値
フランスでパティシエとしての技術が認められた場合、MOF(フランス国家最優秀職人称)という称号が与えられます。
これは、日本の人間国宝にあたるほど地位の高い称号です。 

フランスでは、日本に比べて日常的にスイーツを食べる機会が多くあります。
フランスの人々にとってスイーツは生活に欠かせないものであり、それを作るパティシエは称えられているのです。

フランスでパティシエになるには
専門の学校でパティシエの知識を学んだ後、見習いや研修生として仕事がスタートします。
研修の場合は、無給で働くことがほとんどです。
フランスでは2ヶ月以上無給の労働は禁止されているので、無給で働く研修期間は基本的に2ヶ月です。
見習いの期間は平均2年間といわれています。
その人によって素質や能力が異なるため、個人差があります。早ければ半年や1年で見習い卒業になることもあります。 

フランスで活躍する日本人パティシエ
フランス人にとって、日本人パティシエは真面目なイメージが強いようです。
日本人の味の再現力や繊細な手作業なども高く評価されています。
日本人パティシエは、本場にも負けない十分なスキルがあるといえるでしょう。 

その中でもフランスで活躍する日本人パティシエといえば、青木定治氏ではないでしょうか。
スイーツの本場であり激戦区であるフランスで次々に店舗をオープンし、大成功を果たしたパティシエです。 
2007年には、世界最高の菓子職人の組織である「ルレ・セデール」のフランスメンバーに選ばれました。
その後も数多くの賞を受賞していて、さまざまな活躍を残しています。
現在青木定治氏は、パリに4店舗、日本に4店舗、台湾に2店舗を構える世界的にも有名なパティシエです。

パリで人気の洋菓子店
世界からも注目されているフランスのスイーツたち。
こちらでは、フランス パリで人気の洋菓子店2件をご紹介します。 

・パティスリー・シリル・リニャック
エッフェル塔付近に店舗を構えるパティシエCyril Lignac氏は、シェフとしても有名です。
スイーツの味もさることながら、その見た目の美しさが特徴的です。
味覚、視覚どちらも楽しめるということから人気を集めています。 

・デ・ガトー・エ・ドュ・パン
女性パティシエClaire DAMON氏が営むスイーツとパンを販売している洋菓子店です。
女性ならではの目線で作られたスイーツたちは、まるでジュエリーのようにゴージャス。
黒を基調とした高級感のある店内が、洋菓子たちの存在感を際立たせています。 

お菓子文化が深く浸透しているフランスでは、パティシエはとても貴重な存在。
人生で一度はスイーツの本場を訪れてみてはいかがでしょうか。

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