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2018年度 第10回勉強会

皆さん、こんにちは
今年最初で、今年度最後の勉強会は、和菓子でございます

1月19日(土)和菓子勉強会が開催されました
今回は、山芋を使った生地が特徴の二品
【薯蕷練切手形仕上げ】【栗薯蕷饅頭】

担当は岩佐先生福本先生です


はじめに、栗薯蕷饅頭から

今回のお饅頭は、フリーズドライの山芋を使います
めん棒で、芋をスリスリ♪適度に腰をきり、気泡を抱き込んでふんわりさせます

上用粉と合わせ、生地の出来上がり!


栗を丸ごと1粒包んだこし餡を包餡します

さすが、通信教育卒業生!皆さん、とてもきれいな形に包み上がっています!!素晴らしい(≧▽≦)

菅野先生が、 弱めの蒸気で蒸し上げてくれました


栗、スイセン、左馬(ひだり-うま)、蕨、梅、etc…

お好みの焼き印を押して♪

ケースに入れて、出来上がりです


薯蕷(じょうよ)饅頭は、上等な饅頭という意味で、上用(じょうよう)饅頭とも呼ばれますね

山芋のしっとり、ふわっとした食感が上品なお饅頭です(*^^*)

こちらは薯蕷練切の餡作り

こちらは、生の大和芋(やまと-いも)を使います
皮が薄いので、剥くというより、こそげるようにして、皮を取り除きます

きれいになった大和芋を蒸して
なめらかに裏ごします


この蒸した芋と、砂糖、そして白餡などを練り上げると・・・

真っ白な薯蕷練切餡が出来上がります


真っ白ですので、思った通りの着色が可能です


今日は、4種類の手形仕上にします

こちらはきんとん仕上げ

黄色と緑を重ねたら、目の粗いふるいに通して、餡玉に「植えて」いきます
菓名は「菜の花」

白と紫で一部分をぼかし、固く絞った布巾で仕上げる「乙女菊」


黄色のしべと、菊の葉の緑が、お菓子を引き締めます


さらに、絞りの仕上げでもう一品

長澤先生もテーブルを回ってアドバイス

一足早く、桜の花びらが舞い落ちてきました

菓名「ひとひら」

こちらも桜ですが、花弁の押し方によって違う表情になりますね

菓名「満開」

皆さんの作品の一部をご紹介します♪

色合いがとてもきれいですね!食べるのがもったいない!!でも食べちゃいましょう(*^^*)

受講された皆さん、お疲れ様でした
芋を蒸して、裏ごしして、なかなか手間のかかるお菓子でしたが、いかがでしたでしょうか
お茶席の主菓子としても用いられる今回の製品
お抹茶を立てて、お茶会をされるのもいいですね!

さて、今回で、今年度の勉強会は無事終了となりました!
たくさんのご参加、誠にありがとうございました
次年度の勉強会のご案内は、4月初旬に発送予定です
それでは、しばしのお別れです
また、お会いしましょう(^▽^)/ sugi

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