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講師による実習授業 ~初めて編~

みなさん、こんにちは。
明日からゴールデンウィークです。
学生たちはこの日のために実習を頑張ってきた!と、いっても過言ではありません(^^;
そんなお休み前のブログは、初めての講師実習授業です。


「(有)杉山本店」社長 杦山先生
外部講師の授業に緊張している学生たちをいつも快く受け入れてくれる杦山先生。
先生の技術やお話には、これから菓子業界に進む学生たちにとって、とても有意義なものとなっています。


まずは、蒸し菓子

卵黄を練り込んだ少し硬めの餡「火取餡」を練り上げ、黄味時雨を作ります。
2色の生地で包餡していきます。上手く包めるかな?

黄味時雨は表面に細かいひび割れがあるのが特徴です。
きれいな割れ目を作るには、蒸気の強さも大切です。


笑顔が見えます。満足のいく出来上がりだったかな?
それとも失敗。。。


【黄味時雨】
黄味の風味が良く、口溶けの良いお菓子です。


続いて、焼き菓子

レモン餡を使用した、オーブン焼き菓子を作ります。
餡練りの理論、創作菓子の考え方など、一つのお菓子からたくさんのことを学びます。


【レモン風味】
レモン果汁を練り込んだ餡は程よい酸味があり、甘さを感じさせないお菓子です。


3品目は平鍋焼菓子

粒きんとん餡を練り上げ、羊羹舟に流し固めます。
粒がしっかり残っていて、艶もあってこれだけで美味しそう!


カットして、生地を薄くつけながら一面ずつ焼いていきます。
簡単そうに見えますが、生地をつけながら焼くという作業はとても難しいです。
さらに、火加減とのバランスが上手くいかないと形になりません。


【きんつば】
古くからあるお菓子きんつば。
菓名の由来は「刀のつば」ぎんつばからきているそうです。


最後に、練切のデモンストレーション

【上生菓子12か月】
季節を感じられるきれいな色と繊細なデザイン


初めての講師授業を受けた学生たちは、何を感じ取ったでしょうか?
1年生の時に基礎技術を学び、2年生でさらに技術を向上させていきます。
そして、学校内だけでなく外部の先生方の技術と知識、菓子の考え方をしっかり吸収してほしいです。izu



 

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