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フランス菓子

2年生の授業は、より深く専門的になっていきます。
今回の授業は、フランス菓子です。

今日は、フレジェ、モンブラン、パン・ド・ジェンヌ
の三品です。



フレジェ。
フランスには日本のようなショートケーキはありません。
でも春先にショーケースに並ぶのが、このフレジェです。

使ったビスキュイと、生クリームとは違う濃厚なクリームと
苺で作るケーキです。



ビスキュイ・ジョコンドという粉末アーモンドを使った生地を焼きます。
板状に焼いた生地をセルクル(型)に合わせて抜いていきます。




セットしたビスキュイ・ジョコンドに
キルシュ(サクランボのブランデー)風味の
シロップを染み込ませます。
そのセルクルに外側に向けて、半分に切った苺を並べていきます。


苺を半分に切り


セルクルに並べていきます。




苺の間をうめていくのはクレーム・ムースリーヌというクリームです。
クレーム・パティシエールにバターを合わせた、
滑らかで濃厚なクリームです。

クレーム・パティシエールを炊き始めたところです。


そしてクレーム・パティシエールが炊きあがりました。


クリームを敷き詰めたら、一枚のビスキュイ・ジョコンドで
フタをして、表面に薄くクリームをぬります。


クリームが固まったら、チョコレートで模様を描き、
苺の風味のグラサージュ(上掛けゼリー)を薄く塗ります。

この模様も生徒達の個性が出ます。






先生がフレジェの飾りつけをしています。



難しい10等分カットなので、慎重にカットしていきます。




カットして、包装していきます。









こちらはパン・ド・ジェンヌの仕上げをしています。


大満足の出来のようです。



モンブランの組み立てです。
焼きあがったメレンゲにホワイトチョコレートを塗っています。


ホワイトチョコレートを塗った上に、
無糖の生クリームとマロンクリームを絞っていきます。










先生が絞り方のコツを教えています。







形になってきました。






今回の製品の出来上がりです。

フレジェ


サイドの苺も瑞々しく、美味しそうです。


パン・ド・ジェンヌ
素朴なお菓子ですが、
アーモンドの風味たっぷりで、しっとりとした焼き菓子です。


モンブラン
とても良く知られた、栗のお菓子。
濃厚な栗のクリームに、
サクサクのメレンゲの食感が楽しいお菓子です。



今回はフランス菓子の中でも、
良く知られた三品でした。

今後、ウイーン菓子・イタリア菓子など
も登場しますのでお楽しみに。





 

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