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授業ニュース「イースト菓子」

今回はイーストを発酵させた生地を使ったお菓子の授業です。

イーストとは「酵母」のことです。
今回は発酵という工程があるので、
パンの設備が整っている、第10実習室での作業です。


この実習室は4階にあり、この学校で一番明るく開放感のある部屋です。
天気が良いと富士山も見えます。







生地を発酵させるのですが、中種法で仕込むので、
まず「中種」を作っていきます。
中種法とは、生地のこねを二度に分けて行う製法です。


仕込の量が多いので、大型のミキサーで仕込んでいきます。







発酵生地を仕込む時に使うフックの扱いに慣れていないので、
生地を出すのに少しく苦戦しています。




中種完成です。
これから発酵させていきます。



先生の説明を聞き



仕込んでいきます。



発酵・分割・成形と沢山の作業をこなしていきます。
















これは、パネトーネですね。



オーブンで焼き上げていきます。






これは、ブレッヒ・クーヘン。
ドイツのお菓子で「天板の菓子」という意味です。
イースト生地をシート状に伸ばし、
クリームやフルーツを乗せて焼いたお菓子です。

先生がキャラメルアーモンドの生地を流しています。




今回のフルーツはリンゴ・黄桃・洋梨・パイナップル。



カスタードクリームを絞ってからフルーツをのせていきます。
奥の先生は、キャラメルアーモンドの生地を伸ばしています。



生徒たちも頑張って仕込んでいます。











こちらはモーンシュトーレンを仕込中。
中に巻き込むモーンペーストを塗り広げたところです。
モーンとはドイツ語で「ケシの実」のことです。
英語ではブルーポピーといいます。



モーンシュトーレンの焼き上がりです。




これを溶かしバターに浸し、シナモンシュガーをまぶして完成です。




断面はこのようになります。



パネトーネも焼き上がりました。









こちらはブレッヒ・クーヘンの焼き上がりです。

フルーツ乗せと


キャラメルアーモンドです。
どちらも美味しそうに焼き上がりました。



カットして仕上げたものです。



今回は発酵という工程もあり、普通のお菓子の授業ではなかなか行わない作業や、
あまり使わない道具を使う授業でしたが、
日本菓子専門学校は、洋菓子・和菓子・製パンという学科があり、
それに特化した実習室あるので、様々なお菓子を作ることができます。

オープンキャンパス等に参加して頂ければ、授業体験のほかにも
学校内の見学も出来ますので、
機会があればご参加下さい。






 

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