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可愛い洋菓子代表!マカロン作り!


一気に寒さが近づいてきましたね。
去年と比べると秋を長く感じましたが、それも終わりだと思うと寂しいですね・・・。
洋菓子業界はハロウィンも終わり、「クリスマス」というビックイベントを迎えるため、準備が進められています。
学校でもクリスマス体験があるので、興味を持った方はぜひ参加してくださいね!


さて今回は、洋菓子の中でも人気の高い「マカロン」を授業で作りました!
楽しみにしていた学生も多いようです。
しかし・・・コロンと可愛らしい見た目に反し、簡単に作れる製品ではありません・・。
ポイントをしっかりと聞いて成功を目指します!

まず作り初める前に「マカロン」について知る事から。
マカロンは華やかな見た目が特徴で、卵白・粉末アーモンド・粉糖というシンプルな材料で
作られています。
しかし元々マカロンと呼ばれていたお菓子はイタリア発祥で、粉末アーモンドを使った割と素朴なお菓子でした。
そのマカロンの製法が16世紀にフランスに伝わり、地方ごとに形の異なるマカロンが誕生します。
みんなが「マカロン」と呼んでいるものはフランスのパリで1930年に生まれました。
まだ生まれて100年経っていない、割と新しいお菓子なのです。


そんなマカロンを作る工程で1番大事な工程は・・・。

「マカロナージュ」

と呼ばれる工程です。
生地とメレンゲの泡を潰して生地の気泡を均一にしつつ、生地の硬さを調整します。
当然卵白を泡立てて作るメレンゲもとても大事なのですが、マカロナージュの善し悪しでマカロン作りの出来が変わります。




これは粉末アーモンド・粉糖に卵白を混ぜて合わせたものにメレンゲを加えて
マカロナージュをしているところです。
やりすぎると取り返しがつきません・・!
ドキドキしながら調整していきます。



確認中・・・。うーん、もう少しかな?



こちらの班も班員で確認しながら慎重にマカロナージュをしています。



ここでマカロンのスペシャリスト!
酒井雅秀先生のチェックがはいります。



バッチリ出来たようですね!
2人ともいい笑顔です!



さて次は絞る作業です。
こちらも大きさに違いが出ないようテンポよく絞っていきます。



等間隔に同じ大きさで絞れていますね!これまで学んできた成果が出ています!



きれいに絞れたら、表面が皮張るまで乾燥させていきます。
マカロンのふちにできる「ピエ」を出すために大事な工程です。
ただし乾燥のさせ過ぎも厳禁!
表面の生地が指につかなくなるまで乾かしたら・・・いよいよ焼成です。
焼き色がつかないよう低めの温度で焼いていきます。

焼き上がりがコチラ!


表面は滑らかで、ピエも綺麗に出ています!
マカロン大成功です!



仕上げにコーヒー風味のガナッシュをサンドして・・・。



完成です!
1つ1つを丁寧にこなしていかないとこんなに綺麗に作る事が出来ないマカロンですが
自分で作れると自信もつきますね!

以上、マカロン奮闘記でした!

W・A


 

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