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パティシエの必須道具!「泡立て器」の種類と特徴

パティシエの必須道具!「泡立て器」の種類と特徴




在宅時間の増加にともない、おうちでお菓子づくりを楽しむ方が増えています。
お菓子づくりに欠かせない道具といえば、クリームを混ぜたり、メレンゲを泡立てたりする「泡立て器」です。
今回は、パティシエの必須道具、泡立て器の種類や特徴をご紹介します。


泡立て器の種類

泡立て器は「基本形タイプ」「コイルタイプ」「ボールタイプ」「ミニタイプ」の4種類に大別されます。
基本形タイプとは、複数本のワイヤーを重ねたシンプルな構造が特徴です。オーソドックスな泡立て器であり、メレンゲづくりやクリーム・液体類のかき混ぜと、幅広い用途で使えます。
コイルタイプはワイヤーの先端部分がコイル状になっているもので、他タイプに比べてたくさんの空気を取り入れられるため、メレンゲや生クリームづくりに向いています。さらに先端のボールが動くことで素早く混合・攪拌(かくはん)ができるボールタイプ、ソースなどの混ぜ合わせに最適なミニタイプなどの種類があります。

 

フレーム素材の種類と太さ・本数

泡立て器のフレーム素材は主にステンレスとシリコンの2種類があります。
ステンレスは硬質で耐久性が高く、バターなどの固い食材の混合・攪拌に最適です。
ただ、使い方を誤ると、ボウルなどの調理器具を傷つける恐れがあります。

ステンレス製のボウルは傷つきやすく、攪拌時の音も大きいため、使用時は配慮が必要です。
シリコンは柔らかい素材なので、お菓子づくり初心者の方や小さなお子さんでも使いやすいです。
ただ、素材自体の耐久性はそれほど高くないので、使い方によってはシリコンが破けてしまう場合があります。
なお、フレームの本数が少なくて細い泡立て器は、空気を含めやすいため、メレンゲづくりなどに向いています。
反対に、フレームの本数が多く太いものは、質量のある食材の混合・攪拌に最適です。泡立てる食材に合わせてさまざまな種類の泡立て器を使いわけてみましょう。


泡立て器は使いわけが基本

泡立て器のフレーム素材や本数、太さ、持ち手部分の握り心地はすべて、「使いやすさ」に影響します。
パティシエの相棒ともいえる調理器具ですので、手にしっかりと馴染む製品を選ぶようにしましょう。


***
パティシエは通常、用途に応じて複数の泡立て器を使いわけます。
それぞれの特徴を理解し、適切に使うことが大切です。専門店で実物を試したり、有名パティシエが使っている道具を調べたりして、自分にぴったりの泡立て器をみつけてください。
 
 
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