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食べられないウェディングケーキ

世の中、結婚のかたちも色々な時代になりましたが、お菓子屋さんにとってウェディングケーキは、今も昔も変わらず作り続けていくものの一つでしょう。

現在は、生菓子のウェディングケーキを用意してゲストと共に食べることが主流かと思いますが、ひと昔前は、食べるものというより、ケーキカットの写真を撮るための背の高ーいケーキのイメージではないでしょうか。

あの高さは生菓子では支えきれませんので、パスティヤージュという砂糖細工でできています。
今回のハイテクニカル科の授業では、パスティヤージュを使ったウェディングケーキに挑戦します!

2年洋菓子科でも、同じくこの時期にウェディングケーキの授業がありますが、ハイテクニカル科の場合はサイズ感が
300%程度とお考え下さい。ダイナミックに参りましょう(^^)/

土台部分も大きいため、絞りもたっぷりボリューミーです。

一本の赤いラインが、このあと素敵に進化します。お楽しみに!


アイシングをシリコン紙に絞り、乾かしてパーツを作ります。割れないよう、やや太い枠を書くのがポイントです。


高く組み上がるにつれて、水平に注意が必要です。前後左右から確認します。


乾かしたパーツを取り付けます!入るかな?


真ん中の立体的な網目のようなところが、先ほどの赤いラインの部分です。

程よく赤が透けて、良い感じでしょ?

こちらは、もう一組のチーム。

全体像を話し合いながら、確認していきます。

上部にくる土台には、細かな絞りを入れて。


こちらも組み上がってきました!

横にくる部分にも草木をイメージしたパーツがついて、華やかさを演出。


二組の完成形がこちら!!

手前にパイピングしたレースを配置することで、赤と白のバランスを絶妙に仕上げました(*^▽^*)


流れるようなリボンを大胆に配置し、さらに細かなパーツでデコレーションを施したエレガントな作品に(^_-)-☆


それぞれの制作者と共に、ハイポーズ☆



このあと、土日を挟んでしっかりと乾かし、ケースを被せて展示します。

中までピカピカにしてくれました(^^♪

sugi

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