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「赤と白のクリスマスケーキ」が日本にしかない理由



クリスマスケーキといえばいちごが乗ったデコレーションケーキを思い浮かべる方が多いでしょう。実はこうしたクリスマスケーキは日本独自の文化です。こちらでは、日本のクリスマスケーキの歴史や海外のクリスマスケーキについてお話しします。
 
■日本のクリスマスケーキの歴史
日本のクリスマスケーキといえば、いちごのデコレーションケーキが主流です。この文化はどんな理由で広まっていたのでしょうか。さまざまな説が唱えられていますが、有力なのは以下の3つです。
・赤と白が紅白でおめでたい
・赤と白がサンタクロースを表している
・企業のマーケティング戦略だった
特に有力なのはマーケティングによって広まったという説です。不二家創業者である藤井林右衛門が1920年頃、アメリカでスコーンにいちごと生クリームを挟んだストロベリー・ショートケーキに出会いました。それをもとにスコーンをスポンジに変えた、日本人好みのストロベリー・ショートケーキを開発。1922年に販売を開始しています。当時、いちごのハウス栽培が普及しており、1年を通して新鮮ないちごの安定供給が可能になっていました。そのため、ケーキの食材としていちごが選ばれるようになったようです。
 

■世界のクリスマスケーキとは?
日本ではいちごのデコレーションケーキがクリスマスケーキとして人気ですが、世界ではどんなクリスマスケーキが食べられているのでしょうか。各国のクリスマスケーキをご紹介します。 
・フランス:ブッシュドノエル
「クリスマスの薪」を意味するフランスのクリスマスケーキです。暖炉にくべる薪をイメージし、横に倒した木や切り株のような形状になっています。
・ドイツ:シュトーレン
ドライフルーツやナッツが生地に練り込まれ、表面には砂糖がコーティングされているドイツのお菓子です。パンのような質感になっており、日持ちします。
・イギリス:クリスマスプディング
ドライフルーツや香辛料がふんだんに練り込まれたイギリスのクリスマスケーキです。ラム酒やブランデーが含まれており、クリスマスの1カ月前から作られるほど日持ちします。
・イタリア:パネトーネ
イタリア・ミラノ発祥の伝統的なクリスマスのお菓子です。小麦粉に酵母を加えて発酵させることから、パンのようなやわらかい食感に仕上がります。
 
 
日本のクリスマスケーキの歴史や世界のクリスマスケーキについてご紹介しました。今年のクリスマスケーキはいちごのデコレーションケーキだけではなく、世界のケーキを味わってみてはいかがでしょうか。
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