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2021年度 第4回勉強会

みなさん、こんにちは。
先日開催された、洋菓子勉強会のご報告です。

6月23日(水)、24日(木) 洋菓子勉強会
テーマ『ウィーン菓子』


【ザッハトルテ】【アプフェルシュトゥルーデル】
【ザルツブルガー・ノッケルン
(デモ)


今回の勉強会は平日開催。
2日間、担当していただいたのは阿部先生です。

まずは、アプフェルシュトゥルーデルの生地を仕込みます。

粉をフォンテーヌ状にして、卵黄、サラダ油など液状の材料を加えて捏ねます。
(余談ですが…私、学生の頃フォンテーヌちゃんと呼ばれていたので、この言葉に反応してしまいます(^^;)


≪本日のイベント①≫手の甲を使って、紙のように薄くなるまで少しずつのばしていきます。
穴が開いてしまうと、この後の作業が出来なくなってしまうので慎重に…難しそうですね( ノД`)

2人で協力して、のばすこともできます。

仲良しアビールをしている?阿部先生と藤井先生。
2人の息が合わないとうまくいきません。
あれっ!?生地がハートの形になってる~♡


中に入るアップフェルフュルンクの準備。りんごを5個(1人分)使用します。
皮付き、皮なし、お好みでどうぞ!(^^)!


布の上に薄くのばした生地を広げ、溶かしバターを塗ります。


アップフェルフュルンクをのせたら、布を持ち上げて巻き上げます。
りんごが崩れてきて、ちょっと大変そうですね。


ロールケーキを巻くのとは、またちょっと違うようです。
巻き終わったら、表面に溶かしバターを塗って焼成です。
 

途中2~3回溶かしバターを塗りながら、美味しそうな焼き色にしていきます。


フレッシュなりんごをたっぷり巻き上げた、オーストリアの伝統菓子。
焼きたてに、バニラアイスを添えて食べたいです♪


続いて、ザッハトルテ。

ホイップしたバターとチョコレートを混ぜ合わせ、さらに卵黄を加えます。
次に、メレンゲを作り、立て具合いも確認して…


チョコレート生地と合わせます。混ぜすぎに注意してくださいね。
さらに粉を混ぜ合わせたら、生地の出来上がり!


今日はマンケ型に流して、焼成です。


焼き上がったら2枚にスライスして、煮詰めたアプリコットジャムをサンドしたら表面にも塗ります。
ジャムの硬さもポイントになるので、焦がさないように煮詰めていきましょう。

≪本日のイベント②≫グラズールを仕込んで、グラッセします。

水、グラニュー糖、チョコレートを合わせて火にかけ、煮詰めます。
1/3量をマーブル台に流して、パレットでこするようにして粘りを出して鍋に戻します。
ちょうどよい硬さになったら、全体にかけていきます。タイミングが大事です!


ジャムの酸味がチョコレートとよく合います。
ホイップクリームを添えて、召し上がれ♡


最後にザルツブルガー・ノッケルン(デモ)

バニレクリームに、ザルツブルガー・ノッケルン生地をたっぷりのせて焼き上げます。
ザルツブルグの山をイメージした、スフレのようなお菓子。


ザルツブルグに伝わる、ふわふわの郷土菓子。
焼きたてを取り分け、フランボワーズソースを添えていただきます。



受講されたみなさん、お疲れ様でした。
今日の工程にはイベントが2回ありました。
『すごく難しいけど、大変を通り越して楽しかった~♪』
うんうん、楽しんでいただけて良かったです(´∀`)
次回の勉強会は、9月11日(土)和菓子です。
これから本格的に暑くなってきます。
感染症、熱中症対策をしっかりして、元気にお過ごしください。
izu​​

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