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パティシエに求められる資質と能力について



職業にはそれぞれ適正があります。
パティシエにはどんな人が向いているのでしょうか? 
こちらでは、パティシエに求められる資質と能力についてお話しします。


お菓子への情熱と探究心
最も基本的な資質といえるのが、お菓子づくりへの飽くなき情熱と探求心です。
どれほど優れた技術を持っていても、この2つの資質なくして成長はできません。
現在最前線で活躍するパティシエも常に腕を磨き、成長し続けています。
彼らの原動力となっているのも、やはり「おいしいお菓子を作りたい」「技術・知識をもっと磨きたい」という想いです。
また、実際にパティシエとして仕事をしていくなかでは、
体力的に辛い場面や、自分の成長を感じづらくなるタイミングに直面することがあります。
そんな状況において、修行を続けていくためにも情熱と探求心は重要です。


論理的思考力(ロジカルシンキング)
パティシエには論理的思考力も求められます。
論理的思考力を言い換えれば、
物事を筋道立てて考える能力のこと。
パティシエに限らず、あらゆる職業で求められる能力です。
お菓子は偶然できあがるものではありません。
材料を必要分用意し、必要に応じて混合し、
必要な処理を加えた結果としてできあがります。
つまり、製菓含めた料理は、すべて論理の産物なのです。
「こうした筋道を経て、このお菓子ができる」と理解することはとても重要です。
この論理的思考を身に付けることで、応用もきくようになります。
パティシエはある意味でクリエイティブな職業です。アイデアが思いついたらメモし、
柔軟な思考を持って「どうすれば形になるか?」「思い通りの味になるか?」など、
創意工夫を繰り返します。そのためには、論理的思考力が必要です。


自己管理能力(セルフマネジメント)
製菓の現場の忙しさは、一年のイベントのタイミングに応じて変化します。
そのため、パティシエは閑散期と繁忙期の差がある職業です。
一般的に冬のシーズンはクリスマスがあるため極めて忙しく、夏は比較的余裕が生まれます。
忙しい時期に向けて英気を養うため、
体調管理だけでなく精神的な管理も必要です。
そのためパティシエには、高い自己管理能力が求められます。


***
いかがでしょうか。パティシエを目指そうとするすべての人が、
今回ご紹介した資質と能力を最初から持っているわけではありません。
最も重要なのは「パティシエになりたい」という強い気持ちであり、
他の能力は努力次第で後から付いてくるはずです。
日本菓子専門学校では、パティシエに必要な意識から心構えまで指導します。
興味をお持の方は、ぜひオープンキャンパスにご参加ください。
 


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