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製菓専門学校の卒業後に取得できる「職業訓練指導員(パン・菓子科)」とは?



製菓専門学校を卒業すると、いくつかの資格取得で有利に働きます。
こちらでは、製菓専門学校の卒業後に取得できる「職業訓練指導員(パン・菓子科)」についてお話しします。

■職業訓練指導員(パン・菓子科)とは?
日本菓子専門学校では、卒業後に菓子製造技能士やパン製造技能士などの受験資格が与えられます。
一方で、国家資格である職業訓練指導員(パン・菓子科)も卒業後に取得可能です。

職業訓練指導員とは、職業能力開発施設や職業訓練施設で働ける指導員資格のことです。
受験資格を得るためには通常5年間の実務経験が求められます。
本校を卒業した場合、3年の実務経験で受験資格が与えられます。

さらに、菓子製造技能士・パン製造技能士の2級資格保有者は実務経験が必要なく、実技試験も免除されます。学科試験に合格すれば、資格を取得可能です。加えて、1級合格者は関連学科の試験も免除されます。

■試験科目について
職業訓練指導員(パン・菓子科)の試験科目は、学科試験と実技試験で構成されています。

・学科試験
学科試験には指導方法と関連学科の試験が含まれています。具体的には、以下のような内容で構成されています。
指導方法:(職業訓練原理、教科指導法、訓練生の心理、生活指導及び職業訓練関係法規)
関連学科:系基礎学科(食品化学、食品衛生、安全衛生)、専攻学科(発酵学、製造法)
職業訓練の指導資格が得られる試験ということで、指導方法についての試験が設けられている点が特徴です。製菓・製パンの科学的な知識は衛生に関する知識も含まれます。製造技能士、菓子製造技能士の有資格者でも学科試験は受けなければならないため、勉強が必要です。

・実技試験
実技試験では、パン・菓子製造の試験が実施されます。製造技能士、菓子製造技能士の有資格者は、この実技試験が免除されます。

■さまざまな資格が取れる製菓技術学科

日本菓子専門学校では、さまざまな資格の取得が可能です。
在学中に、製菓衛生師の試験に挑み、資格取得を目指します。
また、食品衛生責任者の資格を取得することも可能です。
どちらも、食品・店舗の衛生に関する資格であり、ほとんどの学生が取得します。

卒業後は、実務経験を積むことで菓子製造技能士、パン製造技能士、職業訓練指導員の受験資格が得られます。
それぞれの資格について詳細に知りたい場合は、本校までお気軽にお問い合わせください。
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資格は活躍の場を広げてくれます。職業訓練指導員も製菓・製パンの知識を活かして働くうえで、有利なる資格です。日本菓子専門学校では、その他にもさまざまな資格取得に向けた指導を行っています。気になる方は、ぜひWeb相談会やオープンキャンパスにご参加ください。
お申込み・お問い合わせはこちらから
https://www.nihon-kashi.ac.jp/taiken
 

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