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パティシエになるには留学が必要? 語学力もあった方が良い?



パティシエになるためのルートのひとつが「留学」です。
パティシエになるうえで、留学は有利に働くのでしょうか。
また、語学力も役立つのでしょうか? こちらでは、留学や語学力の必要性についてお話しします。

■パティシエになるための3つのルート
一般論として、パティシエになるためには以下の3つのルートがあります。
・日本の製菓専門学校に入学して基礎を学ぶ
日本の製菓専門学校に入学すれば、パティシエとして働くうえでの基礎を学べます。
あらかじめ知識や技術を身に着けた状態で業界に入るので、仕事がスムーズです。

反面、学費や期間がかかるデメリットがありますが、現場にすぐなじめるメリットのほうが大きいと考えられおり、パティシエになるためのルートとしては一般的になっています。

・洋菓子店などで働きながら腕を磨く
洋菓子店など、製菓の現場に直接就職し、パティシエとして腕を磨いていくことも可能です。
専門学校で勉強することなく就職するため、パティシエまでのルートとしてはスピーディーな点がメリットです。
ただし、経験ない状態での就職のため仕事に慣れるには時間がかかるほか、そもそも就職が難しい場合もあります。

・海外留学し、本場の製菓技術を学ぶ
海外留学をパティシエとして羽ばたくルートもあります。
本場の製菓技術を学べるため、パティシエとしては貴重な経験となるでしょう。
ただし、コストや時間はかかるほか、その経験を活かせるかどうかは自分次第です。

留学経験なしでパティシエとして国内外で活躍している人もいるため、留学が必ず必要とはいえません。

■パティシエに語学力は必要?
就職先にもよりますが、日常会話レベルの英語やフランス語はパティシエには必須です。
少なくとも、パティシエとしての活躍の場を広げるうえでは、大きなアドバンテージとなります。
例として、製菓の現場では以下のようなフランス語が飛び交います。
  • 材料:ブルーベリー(Myrtille:ミルティーユ)、サワークリーム(crème aigre:クレーム エーグル)
  • 器具:絞り袋(poche:ポッシュ)、泡立て器(Fouet:フエ)
  • 作業:生地を伸ばす(étaler:エタレ)、生地を型に敷き込む(foncer:フォンセ)
 
製菓専門学校でも必須レベルの外国語は教えられますが、
卒業後もさらにスキルを高める努力は求められるでしょう。
将来的に独立した際には、海外のお客様が来店する可能性もあります。
英語またはフランス語、どちらかを日常会話レベルまで習得しておけば安心です。

■本気でパティシエを目指すなら製菓専門学校へ

日本菓子専門学校では、洋菓子とパンの製菓技術を本場で体験する研修旅行を実施しています。現場で必要となる語学についても講義を設けています。卒業後に、国内外で活躍するようになったパティシエも少なくありません。
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専門学校への入学や留学を含め、パティシエになるためにどのルートを選ぶか検討してください。留学経験なしでも、努力次第で優秀なパティシエになることは可能です。日本菓子専門学校は、パティシエとして活躍したい人の入学・ご相談をお待ちしています。
お申込み・お問い合わせはこちらから
https://www.nihon-kashi.ac.jp/taiken

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