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クリスマスケーキのスポンジ生地を上手に膨らませるコツ



コロナがいまだ収束しない2020年、クリスマスケーキはどうする予定ですか?
外出が難しいなかだからこそ、クリスマスケーキを自作してみましょう。

ただ、ケーキづくりで特に難しいのがスポンジです。スポンジ生地が膨らまなくて挫折する初心者も少なくありません。
そこで今回は、パティシエ直伝の、「スポンジ生地が膨らまない原因と対策」「上手に膨らませるコツ」を紹介します。

■スポンジ生地が綺麗に膨らむ3つの条件
スポンジ生地を膨らませるためには、3つの条件が揃っている必要があります。
具体的には、「たくさんの空気を含んでいること」「気泡がきめ細かいこと」「気泡が均一に揃っていること」の3点です。

スポンジ生地を膨らませるためには、生地に空気を含ませることが不可欠。
上述した3つの条件は、いずれも空気に関する条件です。

ケーキができあがる過程で気泡が徐々に失われていくため、生地に含ませる空気の多さは重要です。
また、気泡が小さいほど、しっとりとした生地に仕上がります。
さらに、大きさの違う気泡同士が焼き上がりの課程でくっついてしまうことがあるため、気泡の大きさを揃えておくことも大切です。

■スポンジ生地が膨らまない原因は?
スポンジ生地が含まらない場合、原因はいくつかのパターンに分けられます。
代表的な原因をご紹介しましょう。

最も重要なのは卵の泡立てです。卵の泡立てが不十分だと、気泡の量が不足し、膨らみません。
また、固まった薄力粉によって卵の気泡がつぶれてしまうこともあります。
薄力粉を加えた後の混ぜ合わせも注意が必要です。粉気がなくなるまで混ぜなければならない一方、
混ぜすぎるとグルテンが生成されて膨らみにくくなってしまいます。
適度な混ぜ加減を覚えることが大切です。

バターの混ぜすぎにも気を付けましょう。
低温のバターは流動性が低く、気泡をつぶしてしまうため、
50~60℃のものを加えて手早く混ぜるのが肝心です。
また、泡立てから時間が経過すると、どんどん気泡が失われていくため、
オーブンに入れるまでにあまり時間を空けないようにしてください。

■上手な全卵の泡立て方とは?
スポンジ生地が膨らまない場合、ほとんどは全卵の混ぜ方に問題があります。
ポイントは、最初はミキサーを高速に設定し、徐々に回転数を落としていくことです。
まず高速で多くの空気を含ませ、中速・低速にすることで気泡をきめ細かくしていきます。

最後に、泡立ちを確認してください。
ボリュームが出ている様子や、気泡がきめ細かい様子などが、泡立て完了の目安です。
また、低温なほど気泡がつぶれにくくなるため、泡立て終了時には常温程度まで冷めているのが好ましいでしょう。

***
スポンジ生地の膨らませ方がわかると、ケーキづくりが一気に楽しくなります。
2020年はコロナにより、家にこもる時間が長くなりました。
クリスマスは、今回ご紹介した内容を参考に、クリスマスケーキづくりを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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