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白鳥のシュークリーム

こんにちは、今回はシュー生地のバリエーション製品「スワンシュー」の仕上げ工程を覗いてみます。
前期から多くのシュー製品を実習してきたので応用編です。


こちらが焼き上がった胴体部分と首の部分です。
注意点は胴体がしずく型になる事、首の部分が折れないでいて太すぎない事と胴体部分に対しての大きさのバランスを考える事です。


胴体部分を処理していきます。水平やや斜めに切り分けて、羽根の部分とクリームが入る部分にしていきます。この時も下で切り過ぎるとクリームが入らないですし、羽根が大きくなり過ぎてしまうので注意が必要です。


切り分けた胴体部分(下)にクレームパティシェールを、丸口金を使って絞り込みます。切り出した胴体部分(下)に目一杯クリームを絞りますよ。


次に絞り込んだクレームパティシェールの上に、クレームシャンティイを星口金を使って絞ります。
注意点は胴体部分からはみ出さない様にする事。円を描く様に見た目が良く絞る事です。


次は羽根と首を付けていきます。
絞り終わった胴体部分にバランスを見ながら付けないと、可愛らしく仕上がりません。
お菓子は見た目が良くなければ買ってもらえません。見た目が良くて味が良ければ2回目3回目とリピーターとなってくれます。


最後に粉糖を振りかけて出来上がりです。
粉糖も少しずつ振りかけていきます。振りかけ過ぎないように注意しましょう。

古典的な洋菓子なので最近の洋菓子店では、あまり見かけることが出来なくなった製品です。見た目がか可愛らしくて子供を連れたお客様に好評なんですが、仕上げ工程としては面倒で洋菓子店の朝の仕事としては不向きですね。店としては普通のシュー   ア ラ クレームがショーケース内に有れば問題無いですから。

今回の更新はCクラス担任 中村が担当しました。

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