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2020年6月 技術コーススクーリング-1

みなさん、こんにちは。蒸し暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
新型コロナウィルスの感染拡大により、しばらく休校となっていましたが、6月1日より再開となりました。
通信教育でも、受講生・教職員の健康と安全、感染抑止に留意しながらスクーリングを進めていきたいと思います。

6月13日(土)製菓技術コース製菓技術基礎コーススクーリングが開講されました。
(製菓衛生師コース振替スクーリング同時開講)

★★1年目の方は【製菓理論⑦】【洋菓子基礎④】★★
午前中は、ナッツ類などの材料学と、スポンジなどの実技理論について学びます。

担当は、昼間部洋菓子科の酒井先生です。
ソーシャルディスタンスをとっての受講になります。


午後は実習、引き続き酒井先生が担当します。

本日の製品は『ガトウフレーズ』♡


まずはスポンジを作ります。

今日は卵3個分の泡立てを、ミキサーを使わずに手立てで仕込みます。
午前中に学んだ製菓理論を思い出しながら、実践で確認していきましょう。


泡立てるという作業はとっても大変で、ミキサーなら、あっという間だと思います。
でも、手立てをすることによって泡立っていく様子を目で見て、また体で感じることができたのではないでしょうか?


トルテ型に流したら、焼成です。​ふっくらと焼き上がりますように…


スポンジが焼き上がるまで、ナッペの練習です。
クリームの量やパレットナイフの使い方など、助手についている笹生先生も丁寧に指導してくれます。


ジャーン!美味しそうに焼き上がりました。


さあ、スポンジをスライスして仕上げていきましょう。
仕上げの時間が一番楽しいのではないでしょうか?泡立ての疲れも忘れちゃいますね。
※注) 今回のみ、コロナウイルス感染抑止対策として、1人1テーブルでの作業を行いました。

★★2年目の方は【洋菓子⑥】★★
テーマは『パイ』

【ポワソン】【ショーソン イタリアン】

こちらはまず、パイ生地を仕込みます。

担当は、昼間部洋菓子科の尾崎先生です。
ポワソンのパイ生地を仕込んでいます。


折り込み用のバターを成形する方と、生地をこねる方に分かれて作業します。
※注) 今回のみ、コロナウィルス感染抑止対策として、1人1テーブルでの作業を行いました。


今日は蒸し暑く、パイを作るにはちょっと大変な日となりました。
冷蔵庫でしっかり冷やしながら、バターを折り込みます。折って休ませ、また折っては休ませ…
きれいなパイ層を作るために、焦らず、ゆっくりと作業をしていきましょう。


魚の形をした、素敵なパイケースが焼き上がりましたね。
フランスでは、4月1日に魚を形どったチョコレートやパイ製品を親しい人達に贈る習慣があるそうです。
では、仕上げの時間と参りましょう。


カスタードクリームをたっぷり絞り込み、色鮮やかなフルーツを飾ります。
マジパンで目をつけたら『ポワソン』の出来上がり!
あれ?尾崎先生お疲れなのかな。魚が困った顔をしているような…
目で色々な表情を作ることができて、楽しいですね♪

『ショーソン イタリアン』製品写真のみですみません。
代わりと言ってはなんですが…

シーズンは終わってしまいますが、みずみずしいイチゴの写真をアップしました。
ガトウフレーズ、ポワソンを彩ってくれました。(個人的な癒しの写真ですみません)


受講されたみなさん、お疲れ様でした。
また、コロナウィルス感染抑止のため、消毒、検温、マスク着用に
ご協力をいただきまして、ありがとうございます。
次回のスクーリングは6月27日(土)です。
izu

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