ブログ

2020年1月 技術コーススクーリング

皆さん、こんにちは。
2020年も通信教育ブログにお付き合いのほど、よろしくお願いいたします!
さて、遅くなりましたが、先日のスクーリングのご報告です。

1月18日(土)技術コース技術基礎コーススクーリングが開講されました。
(製菓衛生師コース振替スクーリング同時開催)

~1年目の方は【製菓理論④】【和菓子基礎②】
午前の理論は菅野先生です。

『膨張剤』『でん粉』『米粉』『蒸し菓子』etc・・・の
製菓理論材料・理論実習を学びます。

午後からの実習のテーマは『蒸し饅頭』

【利久饅頭】


利久饅頭は、生地に黒糖が入っている蒸し饅頭です。

黒糖入りの蜜を作り、冷ましておきましょう。

今日のメインとなる工程は、「包餡(ほうあん)」です。
文字通り、餡を包む作業を指します。


生地と餡を、手指をどのように使って包むのかを勉強・実践していただきます!
先生のお手本を見て、真似してみましょう(^o^)/


10本の指を絶妙に動かし、餡を包むのですが、見るは易く行うは難し・・・
練習あるのみです!!練習は裏切らないっ!!

練習を終えたら、いよいよ本番♪
生地を仕込み、餡を包みましょう~


見事な俵形ですね!表面が白っぽいのは、生地が手にくっつかないよう、粉をまぶしているからです。

粉だらけのまま蒸してしまうと、白っぽい蒸し上がりになってしまうため、
霧を吹いてから、蒸しましょう(^o^)


一回り大きく、ふっくらと蒸し上がりました!

ホカホカです(*^_^*)

「利久」の焼き印を押して仕上げましょう。

とっても楽しそうです♪

売り物のようなお饅頭が完成しましたね(^^)v

~2年目の方は【洋菓子③】
本日のテーマはクッキー!!

【ホーレンダー ザント ゲベック】 【シュネーバーレン】 【チュイール オ ザマンド】【ガレット オ ブール】
さあ、3回唱えてみましょう。特になにも起こりませんが( ・∀・)

担当は、尾崎先生です。


クッキー三昧ということで、生地の仕込み方はほぼ同じです。

製品によって、ココアが入ったり、レモン果皮が入ったりします。


こちらはシュネーバーレンの生地。

ココアとダイスのアーモンドが入ります。

生地を棒状に成形し、2cm幅にカットしたら丸めていきます。

山田先生
も楽しくお手伝い中♪

鉄板に並べて、焼き上げます。

クッキーの間隔を均等にすることで、火の通りが良くなります。

焼き上がったら、粉糖の海へ~


真っ白のお化粧して、完成です(^^)v

雪降る日にふさわしい、シュネー(雪)バーレン(玉)ですね!

分厚い生地は、ガレットオブール

丸く抜いて卵を塗り、フォークで模様を描きましょう。

 
普通のクッキーの3倍程の厚みがありますので、低温でじっくりと焼き上げます。


ケースをはずすとこんな感じ♪

学校ではアルミケースで焼いていますが、セルクルをはめて焼くこともできますね(^o^)

白黒の生地を巧みに組み合わせているのは、ホーレンダーザントゲベック

ホーレンダー(オランダ風)ザント(砂)ゲベック(小さな焼菓子)という名前の、
お茶と一緒に楽しむお菓子。

ザントはドイツ語で、「砂」という意味。
フランス語のサブレも「砂」という意味ですね。

鉄板にぎっしりと並べて焼き上げます。

ホーレンダーの意味は定かではありませんが、写真中央の丸い市松のような模様のものを、
オランダの風車に見立てて・・・という説があります。


薄く広げているのは、チュイールオザマンド

アーモンドスライスの入った、薄焼きクッキーです。

焼き上がったら、熱いうちにカーブをつけるのがポイントのお菓子です。

チュイール(瓦)を模した、カリッとしたクッキーです(^^)

受講された皆さん、お疲れ様でした。
東京で初雪となった寒~い一日でしたが、お菓子と温かい飲み物で、
ほっと一息入れましょう(^o^)

次回は2月15日です。お待ちしております! sugi

ブログ記事一覧

全て表示お菓子夢工房和菓子の心情熱パティシエ日記和菓子徒然にっき小さなパン教室通信教育ホットラインプロフェッショナルへの道お菓子にまつわるエトセトラお菓子に恋して